第2回 脱サラのキッカケ(2)
今の会社が嫌になったのか。仕事自体はきらいではないが。
友達や知り合いや取引先のひと達と接していると、ボクのいまいる環境は相対的に良いほうではない。
他の会社、他の仕事なら充実して毎日を過ごすことができるのか。
「となりの芝は青い」というが青すぎてまぶしい。
そう考える一方で、サラリーマンでいる以上、どこで何をしてもある程度時間が経過すればいまと同じ状況になることも、わかっている。
そんなことを思い一日、また一日と過ごしていました。
そんな事を考えていた当時のスペック
男性 30代半ば 配偶者あり 年収(手取り)240万 世帯年収(手取り)280万
家賃6万 アパート2DK
このまま、夫婦だけで生活するなら少ない収入のなかで楽しくやっていける。
会社にいくのは憂鬱だけど、ボクさえガマンしてプレッシャーに耐え続ければ。
しかし・・・
そうはいきませんでした。
ある日、妻からまさかの告白。「できたっぽい。」と
「え!?」
つづく
第1回 脱サラのきっかけ
はじめまして。
数年前に脱サラをしてコンビニ経営をしていますが、やることなすこと全部裏目にでて失敗ばかり。
「もうやめたい!!」と常に思っていますが、そうもいかず苦しい経営を続けております。
今回ははじめてのブログなので時系列で脱サラに至るまでを書きますので、いま、会社を辞めたいと思っている人は記事を読んで、もう一度考えてみてもらえればと思います。
当時、ボクは30代半ば。中小企業で営業をやっていました。
毎日、一生懸命頑張っているつもりでも、なかなか契約にはもっていけず、会社に帰れば上司に詰められ、何より嫌だったのが営業会議。
毎月当日の朝は気が重く、ため息も多く、僕はその性格もあって、標的にされやすく毎回、皆の前で血祭にあげられていました。
会社から持たされている電話ですら、着信の度にドキドキし、上司の名前が表示されていると、吐き気がでるほどでした。
出ない訳にはいかないし、かといって出たところで何か怒られるし・・・
でもいまはやっぱり無理だから、一旦見なかったことにして、気持ちを整え、かけ直す。
そんな感じでした。
営業マンの移動時間は長く、車で立ち寄るオアシスはコンビニでした。
行くお店はだいたい決まっていて、移動中にとる朝食を買ったり、当時はたばこを吸っていたので、たばこを買ったり、飲み物をかったり、雑誌を立ち読みしたり、たばこを吸うので、また、飲み物を買ったり。それを毎日。
ある日ふと、一日何回コンビニ行ってるんだろう?
毎回1000円くらいなっちゃうけど、今月何円使ってるんだろう?
よく見ると、どの店もそこそこお客さん入ってるなあ・・・
これ、自分でやったら儲かるんじゃないのか?
と思っちゃいました。
つづく